国民民主党の平野博文幹事長は22日午前、国会内で立憲民主党の福山哲郎幹事長と会談し、15日に立憲民主党から提案があった「申し入れ」に正式に回答した。
会議終了後、平野幹事長は「15日にあった立憲民主党からの申し入れについて正式に回答した。両党解散による新党設立、選挙による新党代表の選出、両党協議による綱領作成に賛同することと、党名について民主的な手続きをもって選定することの検討を要請した。福山幹事長から、党名の民主的な手続きによる選定については、幹事長間でよい知恵を出していきたい、という話があった」と語った。
また、「私から、新党の意義、大義をより明確にし、国民の理解を得るために、綱領作成の協議の中で、コロナ禍への対応としての消費税を含む税制や景気・経済対策、立憲主義を進化させる未来志向の憲法論議の進め方をはじめとした主要政策・方針について共通認識の形成、深化に取り組むことを要請したい、と口頭で申し上げた。それに対し、福山幹事長から、綱領の検討作業を行う政調会長に伝えるとの発言があった。私からも我が党の泉健太政調会長に伝えるので、協議の中で検討されるものと思っている」と語った。