JR総連定期大会であいさつ

 全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)の第34回定期大会が3日、東京都内で開催され、国民民主党を代表して小宮山泰子企業団体局長があいさつを行った。

 小宮山局長はあいさつの中で「『自由』『共生』『未来への責任』――私たちはこの理念を共有し、国民生活の向上と国際社会への調和と平和を目指し、全力を尽くす。このことを掲げて5月7日に新しい党を結党したが、もともとは民主党から民進党時代を含め、「働く者」の立場に立って政治を行っていくという姿勢に変わりはない」と理解を求めた。また「安倍政権の下では隠ぺい、改ざん、忖度(そんたく)等、先進国では到底考えられないような政治が行われているが、われわれは『対決ではなく解決』を目指す政治を行っていきたい」と力強く訴えた。

 本定期大会では、JR総連の運動の基調や具体策、当面の組織運営、新役員体制が確認され、榎本一夫執行委員長(JR北海道労組)が再任された。