国民民主党の大塚耕平共同代表は14日、定例記者会見を国会内で開いた。

 米朝首脳会談に続いて日米韓外相会談が開かれるなど、北朝鮮情勢をめぐって様々な動きが出ていることについて大塚共同代表は、「(総理は)この間の米国(トランプ大統領)との話し合い、外相は外相同士の話し合いの内容を、国民そして国会に対して説明をする責任が通常よりも高いと思う」と述べ、総理と外相にその責務を果たすよう強く求めた。

 参院選挙制度改革については、各会派による代表者懇談会で自民党案が議論されたことを受け、伊達忠一議長が審議を打ち切るような裁きしたことについて大塚共同代表は、「ここからが議長のまさしく裁定ないしはあっせんの場面。次は議長のあっせん案を出してもらうのはどうか」と提起したにもかかわらず、議長が打ち切ろうとしたことに「大変遺憾だ」との認識を示した。