【岐阜】「野党が協力し現政権を打倒する」古川幹事長

 古川元久幹事長は8日、岐阜市内で開かれた党岐阜県連の結成大会に出席し、党本部を代表してあいさつした。大会には連合岐阜の髙田勝之会長が激励の言葉を寄せた。

 古川幹事長は、「今の政治は国民と関係のない安倍首相のための政治になっている。今後の統一地方自治体選挙や参院議員選挙でも野党が協力して現政権を打倒していく必要がある」と述べ、「ここ岐阜はかつて自由民権運動が盛んだった場所でもあった。現在でも一人ひとりの意見を大事にしていく風土であると思う。今こそ草の根からの力を発揮して安倍政権打倒に向けた一歩を踏み出していただきたい」と訴えた。

 岐阜県内の一部でも大雨で土砂崩れが起き、多くの住民に避難指示が出されたことについて、古川幹事長はお見舞いの言葉を述べ、「復旧作業を急ぐとともに2次災害は防がないとならない。われわれも党内で『災害対策本部』を立ち上げた、早急に対応していきたい」と話し、国民民主党としても災害支援に当たっていく考えを示した。

 県連を代表してあいさつした今井雅人県連代表は、「政治に緊張感がない。野党が頼りないのが一番の理由だ。バラバラである野党を一つの固まりにし、政権を取る強い気持ちで挑んでいきたい」と力を込めた。