原発立地市町村議長会総会であいさつする斉木武志衆院議員

 全国原子力発電所立地市町村議長会の今年度定期総会が11日、東京都内で開かれ、国民民主党を代表して斉木武志衆院議員(衆院原子力問題調査特別委員会理事、党エネルギー調査会副会長)が出席した。

 全国原子力発電所立地市町村議長会は、原子力発電所が所在、または関係している自治体の議会が、情報交換や調査・研究を行うことを目的に設立し、活動を行っている。

斉木武志衆院議員

斉木武志衆院議員

 斉木議員は「私の選挙区である福井2区は日本で一番原発が多い地域。13基の商業用原発と、ふげん・もんじゅが立地し全部で15基の原発がある。本日ご参加の自治体の皆さんのご苦労に配慮する必要がある。福井2区内の原発15基中7基が今後廃炉になっていく。これが日本の現実であろう。その上で、地元の皆さんが抱える問題に対して解決していきたい。原発に関するさまざまな交付金制度も地元事情、雇用や経済が維持されるように解決策を見出さなければならない」とあいさつした。