「文科省は相当緩んでいる。大臣や内閣の対応を見極めていく」と指摘する大塚共同代表

 大塚耕平共同代表は26日、定例記者会見を党本部で開き、(1)豪雨災害の被災地域への支援(2)問題が続出する文部科学省への対応――等に言及した。

 豪雨災害に関しては被災者の皆さんへのお見舞いの言葉を述べるとともに、行方不明者の発見や救援活動等に今なお被災地で尽力している関係者に対して、心からの敬意を表した。また、国民民主党として被災直後から関係県連や、関係議員、支援者からなるボランティア隊が被災地に入り、支援活動を行っていることを報告。「14~16日に青年局を中心に岡山で延べ100人以上が活動させていただいた。17、18日は愛媛で40人、岡山で35人、21、22日は広島で延べ70人が、現地の皆さんにご負担をおかけしないことを前提に活動させてもらった。われわれとしてもできることを最大限行って、被災地の皆さんを少しでもサポートできればと思っている」と語った。そのうえで台風が接近していることをふまえ、「被災地では台風の進路によっては副次的な影響が出るかもしれない」との懸念を示し、「今度は政府は緊張感を持って対応していただけるものと信じている」などと語った。

 文部科学省の川端和明国際統括官が逮捕された報道にも言及し、「これは別件でも名前の出ている関係者が介在しているという。いろんな案件が関わっているようだ」との見方を示し、しっかりと捜査を進めるよう警察や司法関係者に期待したいと注文をつけた。「文科省は相当緩んでいる。この件も含めて大臣や内閣として責任問題に言及しないというのはあり得ない」と指摘し、今後の文科大臣や内閣の対応を見極めていく考えを語った。