国民民主党は１７日、第２０回総務会を党本部で開いた。
玉木雄一郎代表は冒頭のあいさつで、沖縄県知事選への党を挙げた協力に感謝するとともに、今後沖縄の基地問題や日米地位協定の見直し問題などにしっかり取り組んでいくと表明。１５、１６の両日に北海道根室市を訪れて市長や北方領土の旧島民らから話を聞いたことを報告し、党内に北方領土問題対策協議会を設置して取り組みを強化していくことを提案した。また、１１日に死去した仙谷由人元衆院議員への弔意を述べ、古川元久代表代行が党を代表して１６日に仙谷氏の自宅に弔問したことを報告した。
報告事項では、平野博文幹事長が（１）先の代表選挙告示の直前に離党届を提出し離党表明の記者会見を行った柚木衆院議員に対する除籍処分を妥当とする倫理委員会の答申があったこと（２）北方領土問題対策協議会を設置すること（３）アジア政党国際会議（ＩＣＡＰＰ）への国会議員派遣について――を報告。足立信也組織委員長が政党支部の異動・解散について報告した。
協議・議決事項では、岸本周平選挙対策委員長が（１）次期参院議員選挙（選挙区）候補予定者の公認内定（２）来年の統一地方自治体選挙での道府県議会議員選挙候補予定者の公認・推薦（３）来年の統一地方自治体選挙での政令市議会議員選挙候補予定者の公認――を提案し、提案通りに議決した。
北方領土問題対策協議会の設置について