国会を混乱させた高市早苗衆議院議院運営委員長の国会改革私的メモ。その問題点を牧義夫議院運営委員会理事は次のように話す。

 「臨時国会がスタートして、総理の所信に対する代表質問が10月29日に始まったが、この冒頭から45分遅れという、大変イレギュラーな形のスタートとなった。高市早苗議院運営委員長の暴走による、こういった遅れという風にご理解いただければと思う。「議院運営委員長として実現を目指す事柄」と、こういう文書を配布をして、その中身が大変とんでもない中身だった。われわれは撤回を求め、そして文書でこうした撤回を勝ち取った訳だが、この中身というのは一言で言うと、国会が行政の下請けであるかのような――閣法を優先させて、一般質疑を後回しにする、というような内容が盛り込まれている。私どもは、この国会の国政調査権、そして行政監視機能をしっかり守るため、これからもこういったことは、厳しく指摘をしていきたいと思っている」