【山梨】「オール山梨でしっかりまとまって、すそ野の広い知事選挙に」平野幹事長
 平野博文幹事長は3日、城井崇広報局長とともに山梨県甲府市を訪れ、後藤斎山梨県知事を表敬し、事務所を激励した。また、連合山梨三役、党山梨県連役員と意見交換を行った(写真:左から県連代表の望月利樹山梨県議、平野博文幹事長、城井崇広報局長)。
連合山梨三役との意見交換

連合山梨三役との意見交換

 連合山梨三役との意見交換で平野幹事長は、日頃からの国民民主党への力添えに心からの感謝を述べた上で、「昨年の衆院選後、旧民進党が大きく割れて、野党が分散している状態となっており、皆さまには大変ご心配をいただいている。来年は統一自治体選挙、参院選挙がある。現実的には、なかなか難しい局面もあるが、できるだけ大きなかたまりを作っていかなければならない。そのためにも、国民民主党の国会議員が不在の県に手分けして訪問し、地方議員の皆さま、支えていただいている連合の皆さまからも、しっかりご意見をいただきながら、党の運営を進めていきたいと考えている。加えて1月には、山梨県知事選挙、甲府市長選挙があり、オール山梨でしっかりまとまっていただくためにも、今日は忌憚(きたん)のない意見交換させていただきたい」とあいさつした。
 城井広報局長は、「一番近い連合の皆さまからも、国民民主党、大丈夫かという声はずいぶんある」として、直接、姿が見える、腹を合わせる機会を重ねていくことが必要だとした。国民民主党を一言で表す言葉として、「つくろう、新しい答え。」に決定したことを紹介し、党の考え方を短く説明する1分動画の量産など、インターネットも活用しつつ「それぞれの皆さまのお手元に届く形で、見える姿を増やしていきたい」とした。
 党県連役員との意見交換では、国民民主党の芯の部分が見えない、理解されにくいとの意見や、女性議員を増やすためのクオータ制、党の支持率について、問題提起があった。
後藤斎山梨県知事を表敬し、意見交換を行った。

後藤斎山梨県知事を表敬し、意見交換を行った(写真左奥が後藤知事)。

 一連の日程を終えて、記者からの質問に応じた平野幹事長は、知事選について「どういう構図になるか、まだわからないが、われわれとしては、昔の仲間でもある後藤知事を応援することに変わりはない。山梨県民全体の総意として選挙戦に臨みたいという知事の思いを尊重して、われわれはできる範囲で全力で支援していく。全体の状況を踏まえて、すそ野の広い選挙戦にしていただきたい」と述べた。