国民民主党は第197臨時国会の最終日となる10日、臨時の総務会を国会内で開いた。

 玉木雄一郎代表は冒頭のあいさつで「今国会を振り返って、本当に議会制民主主義の根本を壊すような強引な審議がさまざま行われた。こういった数の力で強引に進める国会を変えるためにも、私たちがしっかりと力を付けていかなければいけない。悔しさと責任と、こういったものをあらためて確認した国会だったと思う。そんな中で桜井議員を中心に現場でできるだけ努力をして対案も出し、また取るものも厳しい中ではあるけれども付帯決議の形でしっかり取っていくなど、私たちの一つの立ち位置、考え方、振る舞いを示すことができた国会ではなかったかと思う」と述べ、年末年始のそれぞれの地元での活動、来年の統一地方自治体選挙、参院選挙に向けた奮闘を呼びかけた。

 協議・議決事項として、党税制調査会が税制の原則に則り、所得再分配機能を強化し、公平でシンプルな税制を築くという観点からまとめた税制改革への提言「国民民主党 税制改革 新構想」を泉健太政調会長が報告。協議の結果、別紙の通り決まった。また、2019年度の畜産物価格等に関する衆参農水委員会決議案の内容を提案どおり議決した。

PDF「国民民主党 税制改革 新構想」国民民主党 税制改革 新構想

PDF「政策案件の議決結果報告」政策案件の議決結果報告