国民民主党2019年度定期大会で、玉木代表のあいさつに続いて平野博文幹事長が登壇し、「2019年度活動方針案」「2018年度決算(仮)」「2019年度予算(骨格)」および「2018年度活動報告」の議案の提起を含む幹事長報告を行い、拍手で了承された。
平野幹事長は党大会議案の報告・提案に先立ち、「お手元の活動方針案等を一言で申し上げるなら『選挙』であり、選挙こそすべてだと申し上げたい。候補者をどうするのか。それからどう勝ち抜いていくのか。これこそ党活動の全てだ」と述べた。さらに「厳しい財政状況には変わりないが、衆参同日選を前提として予算を組み立てている」と19年度予算案等について説明した。「国会議員は4月の統一自治体選挙を自らの選挙と思って戦っていただき、自治体議員は国政選挙をわが選挙として戦ってもらいたい。『オール・フォー・オール』の戦いができれば、必ず大きな勝利に結実すると考えている」と報告を締めくくった。
幹事長報告の後、玉木代表による自治体議員の表彰、山梨県知事選についてのアピールが行われた後、統一自治体選挙に臨む全国青年委員会メンバーのアピール、参院通常選挙候補予定者のアピール、女性議員らによる候補者公募アピールなどが行われた。
最後に、党の新しいタグ・ライン(組織の理念などを訴える短いフレーズ)である「つくろう、新しい答え。」を参加者全員で3唱し、全員で党のイメージ・カラーである青色とオレンジ色に染められたスカーフを振り結束をアピールした。