平野博文幹事長は21日、電力総連が東京・日暮里で開いた電工部会役員研修会に出席してあいさつした。
平野幹事長は冒頭「自民党に代わる『もう一つの選択肢』をつくるのが今の私たちの大きな責任の一つだ」と述べ、「協力が得られる他党や他の会派については呼びかけを行って、できるだけ大きな固まりをつくっていこうと、各党・各会派にさまざまな働きかけをしている。その中で通常国会の前に自由党さんと統一会派を組むことを党で決定し、この通常国会から同じ会派で臨んでいる」と報告。
また「国会では、国内外のさまざまな問題について力を合わせて取り組んでいこうと、とりわけ毎月勤労統計の問題については働く人にも大きな影響を与えるので力を込めて取り組む」と国会のさまざま論戦に野党が協力して向き合う態勢になっていることを説明した。
続いて、今後の野党連携については、「野党各党・各会派と32ある参院1人区で候補者の一本化を図っていく。そして、われわれ『国民民主党』は偏らない「改革中道」の政党として理念や政策を国民皆さんにお伝えしていきたい」と語った。
最後に7月に行われる参院選挙について触れ、「電力総連代表の『浜野よしふみ』のためにわれわれも党を挙げて応援していく。私も先頭に立って一所懸命頑張っていきたい」と決意を述べた。