19春闘勝利に向けて激励のあいさつをする平野博文幹事長

 平野博文幹事長は5日、日本私鉄労働組合総連合会(私鉄総連)が東京都内で開いた「19春闘勝利! 交通政策要求実現! 3.5私鉄総連総決起集会」に出席してあいさつを行った。

 平野幹事長は「昨年5月に国民民主党は働く者の立場に立ち、国民生活向上のために発足した政党だ」と説明。そして「本決起集会に参集している皆さまこそ日本の交通産業政策の源泉だ。特に少子高齢化社会では公共交通という大きな役割を担っている。一方、労働環境は人手不足をはじめ大変厳しい状況。その理由は賃金がなかなか上がらないことで、労働分配率が年々低下していることが大きな原因。企業の内部留保ではなく、働く方々に公正な分配していくことが政治の場面でも求められている。しっかり後押ししていく」と決意を述べた。

 私鉄総連の田野辺耕一中央執行委員長は、「長時間労働に見合った賃金水準の獲得を春闘では強く求めていかねばならない。2019春季生活闘争と統一自治体選挙・参院選挙の勝利に向けて団結しよう」と参加者に呼びかけるとともに、春闘方針として、現行各人基本給を「定昇相当分(賃金カーブ維持分)2.0%」プラス「生活維持分+生活回復・向上分(ベア分)7600円」引き上げを要求していることを報告した。

「19春闘勝利!交通政策要求実現!3.5私鉄総連総決起集会」

「19春闘勝利!交通政策要求実現!3.5私鉄総連総決起集会」