第43回総務会

 国民民主党は27日、第43回総務会を党本部で開いた。

 報告事項では、平野博文幹事長が自由党との連携について、党内の議論で出された論点や残された課題等について自由党側と協議・整理を行っていくが、統一自治体選挙中であることにも留意して丁寧に取り組んでいくこととし、具体的な協議の持ち方等については玉木代表に一任すると報告した。

 報告・承認事項では、原口一博国会対策委員長と榛葉賀津也参院幹事長が衆院・参院それぞれの国会状況などについて報告し承認された。

 協議・議決事項では、泉健太政務調査会長が政策案件について提案。(1)幼保無償化法案については0~2歳を除外しない、希望者全入が先であるという党の考え方を踏まえた修正の対応を含めて賛否を総務会長・政調会長に一任する(2)防衛省設置法改正案については日加・日仏のACSA締結に関連する弾薬の提供などは賛成しがたいため反対、ACSA関連の協定承認案も同様に反対(3)参院事務局職員規程改正案(定員2増)については、障害者雇用推進のため今回は賛成するが、現状でも定員と実員の間に今回の定員増分に相当する余裕があることから、来年度以降は厳しく精査する(4)旧優生保護法に基づく優生手術を受けた者に対する一時金支給等法案については、決して当事者に満足いただける内容ではないが、現在の法制上ぎりぎりの限界まで議論した末の結論として賛成する――などを提案し、協議の末提案通り議決した。

PDF「政策案件の議決結果一覧」政策案件の議決結果一覧