衆院側で請願書を受け取る玉木代表と大島敦衆院議員

 玉木雄一郎代表は31日、連合「国際労働機関(ILO)における『仕事の世界における暴力とハラスメント』に関する条約採択等に向けた街宣行動」において、要請書を受け取った。

 玉木代表は「要請をしっかりと受け止めさせていただいた。今回の女性活躍推進法(政府案)は第一歩ということで賛成したが、足らざる点も多々あり、われわれは対案を出して審議してきた。国民民主党はカスタマーハラスメント、悪質クレームに対応する法案も提出しており、働く仲間の皆さんの立場、生活者の立場から、あらゆる職場での暴力とハラスメントを許さないという姿勢で、総合的な対策を進めていく。党内でもハラスメント防止指針を作成し、ハラスメント講習も実施した。古い考え方の人間が内部にいては困るので、足元から意識を変えていくことにも取り組んでいる。来月行われるILO総会での条約批准に向けて、政府にも働きかけを強く行っていきたい。これからも皆さんと力を合わせて取り組んでいく」と力強く、決意を表明した。

要請を受けあいさつする玉木代表

要請を受けあいさつする玉木代表

参院側でも川合孝典

参院側では川合孝典、古賀之士、伊藤孝恵、矢田わか子、舟山康江、浜口誠、大野元裕各議員が揃って要請書を受け取った