参院選挙が公示された4日、玉木雄一郎代表は、国民民主党公認で東京都選挙区から立候補した水野素子(みずの・もとこ)候補と応援に駆けつけた川合孝典、小林正夫両参院議員らと池袋、渋谷で街頭演説を行った(写真上は池袋駅東口での街頭演説)。
池袋の街頭演説で東京都連会長の川合参院議員は、先の国会で大きな議論となった統計不正問題や行政文書の改ざん問題などを取り上げ、「統計の数字は全ての政策の根底にある。国民民主党はもっと普通の政治を行いたい」と語った。
総務会長の小林参院議員は、今を生きる生活者が不安や不満を抱いている声を聞いて、「政治は生活と直結している。そして国会は新しい法律を作るよりも法律を直すところだ。豊かで安心な暮らしが出来るようにするために改善策を考える場所だ」と聴衆に訴えた。
水野素子公認候補は、母であり、労働者でもあり、そしてJAXAの宇宙開発から学んだ苦労や経験から「日本の技術力は高い、だが資源が足りない。投資ができる環境になれば、もっと向上させることができる」「日本の未来のため、競争力強化のため、技術革新のため、子どもたちの未来のために笑顔があふれる日本の未来を拓きたい、それを私、『宇宙かあさん』に挑戦させてほしい」と集まった有権者に呼びかけた。
玉木代表は、宇宙開発の最前線にいながら子育ても両立してきた水野候補に熱いエールを送り、「晩婚化、晩産化が進んでいる今、子育てと介護のケアを同時に行う人が増えている。お金だけではなく、時間もない子育てや介護の問題に当事者意識を持って取り組んでいきたい。国民民主党は家計を守るために新しい解決策や対案を示していく。当事者でもある新しい力として水野素子公認候補に期待している」などと強く訴えかけた。