【北海道】「命の大切さを知る人だからこそ声を届けることができる」原口国対委員長が原谷那美候補を応援

 国会対策委員長の原口一博衆院議員は13日、北海道札幌市を訪れ、国民民主党公認で獣医師の原谷那美(はらや・なみ)候補、徳永エリ参院議員(党北海道連代表)らとともに街頭演説を行った。

 原口国対委員長は、自身が医療ミスにより足が不自由になった立場から「生まれ持った障害がある人も、人生の途中で持った人も、持っていない人よりも挑戦することができる」と語った。今国会でようやく可決された児童虐待防止改正案について「障害を生じてできないことが問題ではなく、障害を生じている人に向けていない社会が問題であり、法律で守られていない人が虐待などによって多く命を絶っている。獣医師である原谷候補はその立場から命の大切さを知る人であり、苦しんでいる人たちの声を国会に届けることができる」と訴えた。

 原谷候補は冒頭、集まった多くの聴衆に深く感謝を述べ、自身が臨む初めての国政選挙に立候補するに至ったきっかけについて「生活者として言っているだけではダメ。考えているだけでもダメ。無関心でもダメ。この3つを前参院選で感じたからだ」と語った。そして、暮らしのなかで問題が山積している現実、景気が回復したと政府は言うが地域社会や多くの人がその実感がない現状など、生活者が不安を抱える問題を列挙し、「このなかで消費増税はしていいものか。ウソか真実がわからない現政権下において憲法改正は反対だ」と言及した。最後に「右も左もわからない状態でスタートしたが、子育て世代の方や高齢者、多くの人に助けられ支えられ、ここまでこれた。恩返しをさせてほしい。そして全力で駆け抜けていきたい」と集まった聴衆に訴えかけた。

札幌市内で演説をする原谷候補

札幌市内で演説をする原谷候補