総務会の様子

 国民民主党は28日、第60回総務会を党本部で開いた。

 報告事項では、岸本周平選挙対策委員長より、25日に投開票があった仙台市議会議員選挙で公認候補者3人全員が当選したことが報告された。

 報告・承認事項では、原口一博国対委員長、舟山康江参院国対委員長より、国会の現状と今後の国会対応についての報告があり、承認された。

 また岸本周平選挙対策委員長より、第25回参院通常選挙の総括についての中間報告があり、了承された。岸本周平選挙対策委員長は、総務会終了後のブリーフィングの中で記者団に対し「まだ細かい分析が残っており、さらに深掘りするという意味で中間報告とした。臨時国会までに最終案を取りまとめたい」と語った。中間報告案の主な論点として岸本選対委員長は、参院選の総合的な結果について深刻に受け止めるとして、選挙区で多くの優秀な新人・元職候補が落選し、比例代表では都市部の票を十分に集めることができず、現職2人が落選したことを挙げた。候補者擁立については、全1人区で候補者を一本化することができたことは評価しつつも、野党候補の一本化のため、わが党の候補者の多くが無所属候補として選挙戦を戦ったため、比例票にはマイナスだったこと、野党間で選挙区の調整に手間取り候補者擁立が遅れたことなどを挙げた(詳細はPDFダウンロード参照)。

PDF「第25回参議院通常選挙 総括中間報告案」第25回参議院通常選挙 総括中間報告案

PDF「仙台市議会議員選挙の結果について」仙台市議会議員選挙の結果について