第76回総務会

 国民民主党は25日、今年最後となる第76回総務会を党本部で開催した。玉木雄一郎代表は、「今年は今年は統一地方自治体選挙、参議院選挙などが続く選挙イヤーだった。厳しい中、皆で力を結集して健闘した。本日、秋元司衆議院議員が逮捕されるなど、長期政権による緩み、おごりといった現象が各所に現れている。来年は、いつ衆議院解散、総選挙が行われてもおかしくない状況であり、選挙で勝利をおさめるために力を結集して行かなければならない。野党間の連携もしながら、準備を万全にして行きたい」とあいさつした。

 平野博文幹事長は、立憲民主党との幹事長協議について「協議を鋭意行っている。丁寧に議論を積み上げて行く」と報告した。

 原口一博国会対策委員長は、野党国対委員長会談で(1)秋元司衆議院議員が収賄容疑で逮捕されたことを受け、衆参内閣委員会での閉会中集中審議を要求する(2)カジノ誘致疑惑の野党追及本部を立ち上げる(3)IR整備法を廃止する法案を検討するーー提案があったと報告した。

 小林正夫総務会長は1年を振り返り、「統一地方自治体選、参議院選挙等が続き、臨時国会には共同会派が結成された。この総務会でいろいろな法案への賛否など、結論を出すことができた。月一回開催された拡大総務会では、地方ブロックの代表を加えて論議ができたことは大変よかった」と締めくくりのあいさつを行った。

小林正夫総務会長

小林正夫総務会長