KAKKIN第60回全国代表者会議

 小林正夫総務会長は31日、「核兵器廃絶」「被爆者支援」「原子力平和利用推進」を掲げて平和建設の実現に取り組む「核兵器廃絶・平和建設国民会議(略称KAKKIN)」が東京都内で開いた第60回全国代表者会議に党を代表して出席し、あいさつを行った。

小林総務会長は冒頭、新型コロナウィルスについて「きちんとした情報をもとに、個々人での予防対策を行っていくことが重要である」と対策を呼びかけた。また改革中道政党として、現実的な政策を展開している国民民主党への理解への謝辞を述べた。

 その上で「今年は広島・長崎の被爆から75年という節目の年となる。核兵器廃絶に向けた活動を一層強めていきたい。そしてKAKKINの三本柱である「核兵器廃絶」「被爆者支援」「原子力の平和利用推進」という大変重要な活動に国民民主党としても実現できるように頑張っていきたい。」とKAKKINとの連帯について述べた。

 また「国が平和であることを考えるには、根本的にはエネルギーと食料がきちんと確保出来なければ国が平和だとは言えないと考えている。そして現状、エネルギー自給率は9.7%、食料自給率はカロリーベースで37%となっている。国際社会が大きく変化している中で、資源外交をしっかりと行っていかないと私たちの生活に非常に大きく影響を受ける。まだまだ諸外国との関係は色々な課題があるが、資源外交が重要だということを念頭に国民民主党としても頑張っていきたい」とあいさつした。

小林正夫総務会長

小林正夫総務会長