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 玉木雄一郎代表は、令和2年度補正予算の成立にあたって党本部で会見をおこなった。玉木代表は、補正予算について「さまざま足りないところがあったので組み替え案を提出して臨んだが、反対多数で否決された。しかし、私たちが3月から主張してきた1律10万円の給付が盛り込まれたことを踏まえ、とにかくスピード感をもって対応しなければいけないという観点から賛成した」と説明した。

 政府が緊急事態宣言を延長する方向で検討中との報道に触れ、「この補正予算は延長ということを加味せずつくられたので、延長が決まれば速やかに、党として経済対策の第2弾を出していきたい。昨日の予算委員会で提案したように、真水で100兆円、全額コロナ国債で調達をするという規模な第二次緊急経済対策を速やかにとりまとめて発表していきたい」と表明した。

 また、政府が緊急事態宣言を延長する場合は、「なぜ期限までに収束を達成できなかったのか、何が足りなかったのかの総括が必要で、理由を説明してもらいたい。そうでないと、延長してからの有効な対策が打てない」と語った。

 さらに、家賃支払い支援法案について、「このままでは大量の倒産、廃業が出てしまう。我々の提出している法案にこだわらないので、与党には速やかに協議に応じてもらいたい。1社でも1人でも多く救わなければいけない」と述べた。