国民民主党は21日、新型コロナウイルス対策本部総会を開き、政府の新型コロナウイルス対策を検証するため、実際にダイヤモンド・プリンセス号に乗船し隔離された経験を持つ方に、船内の状況や政府・厚生労働省の対応等をヒアリングした。
対策本部長の玉木雄一郎代表は冒頭のあいさつで、「ダイヤモンドプリンセス号で何がおこなわれたか、おこなわれなかったかを整理すれば、この後のコロナ対策に必ず役に立つ。外国の客船は出入国管理法的に整理されていないところがたくさんあるため、船長と国の責任をどう分担するか等政治が対応しないといけない。制度の体制整備につなげたい」と語った。
ヒアリングでは、乗船時から下船時まで起こった出来事、船内での情報の取得法、食事の配膳等の船の対応、厚生労働省の対応、薬の調達までに時間がかかったこと等、船内に隔離されている際の状況を聞いた。