20200824野党幹事長会談

 国民民主党の平野博文幹事長は24日、野党2党及び2グループによる幹事長会談に出席し、新党結成に関する基本合意書を締結した。合意書では、「新党綱領案に賛同し、新党を結党する。あわせて、新党規約案、新党代表選出・党名決定規定案を確認する。その他の事項は、2党2グループ幹事長により協議し決定する」ことを確認した。

 会談後、記者団の取材に応じた平野幹事長らは、新党結成合意の所感を求められ、「コロナ禍で国民の命と暮らしを守るために安倍政権にしっかり対峙する大きな固まりが必要だという認識で多くの皆さんが一致した。1人でも多くの議員に新党に合流してもらいたい。安倍政権に代わる政権交代の一翼を担える政党として信頼してもらえるように1つひとつ努力を積み上げていける政党にしていきたい」と決意を表明した。
 会談には、平野幹事長のほか、立憲民主党の福山哲郎、無所属フォーラムの小川淳也、社会保障を立て直す国民会議の玄葉光一郎の4幹事長が出席。新党への入党を呼びかける期間、代表及び党名を決定する選挙の日程などについて意見交換し、今後4者で新党結成に向けた実務協議を精力的に行っていくと説明した。