古川元久幹事長は21日、大阪市内で開かれた大阪府連第1回定期大会に来賓として出席した。
大会の冒頭では、6月の大阪北部地震と7月の豪雨災害で亡くなった方々の冥福を祈るとともに、被災された皆さまへのお見舞いを全体で表明。会場ロビーにも義援金箱を設置し大会参加者に被災地支援への協力を呼び掛けた。
主催者を代表してあいさつに立った府連代表の平野博文衆院議員は、「来年の参院選での独自候補の擁立を目指すとともに、統一地方自治体選挙に向けて、友好的な無所属議員を含め多くの仲間に府連へ集っていただき、ともに戦いたい。そして、これらの戦いにあたっては、大阪における政治構造を変えることを目指し、友党とお互いの立場を尊重しつつ、必要な連携を図りながら戦いたい」と熱く語った。
来賓のあいさつで古川幹事長は「国民民主党をめぐる情勢は大変厳しいが、この大阪で存在感を示すことなくして国民民主党の未来はない。党本部も府連としっかり連携し、政権交代を目指す政党として党勢拡大に努めたい。皆さまとともに、この大阪から安倍政権を倒し、国民の国民による国民のための政治を実現していこうではないか」と決意と覚悟を語った。
竹山修身堺市長、山﨑弦一連合大阪会長、赤井隆史部落解放同盟大阪府連執行委員長からも来賓あいさつがあった。山﨑連合大阪会長は、安倍政権への危機感とともに、国民民主党の声が国民に届いていないことに言及し、党のさらなる奮起を促すとともに、国民民主党と立憲民主党が生活者、働く者の立場に立って、お互いに力を合わせて頑張って欲しいとエールが送られた。
大会では(1)活動報告(2)決算(3)規約改正案(4)統一地方自治体選挙対策方針、参院選挙対策方針など新年度活動方針案(5)予算案――をすべて了承するとともに、平野衆院議員の代表再任と、浜野喜史参院議員の新幹事長就任等の役員人事案を承認した。
最後に中村哲之助新代表代行の呼びかけで役員・代議員出席者全員でガンバロウ3唱コールを行い、第1回定期大会を締めくくった。