県共通の政策課題で意見を交わす

県共通の政策課題で意見を交わす


 5日に投開票された長野県知事選挙で3選を果たした阿部守一知事が10日午前、当選の報告のため国民民主党本部を訪れ、大塚耕平代表と会談。今後の県政の課題などについて意見を交わした。

 「今回の選挙では少子化、人口減少の問題を訴えたが、特に中山間地域での暮らしをどう支えるか。広い県土で山や谷を越えないと隣の集落に行けないような長野県では大きな課題」と阿部知事が話すと、愛知県選出の大塚代表も「愛知も東三河・奥三河と長野との結節点があり、10年前よりも一人暮らしの世帯が増えている。地域支援員による地域おこしもあるが、そういうものを知らない住民も半分以上。施策を浸透させる必要がある」と応じ、減少する若者対策や新しい道路網を利用した企業誘致策など具体的な意見交換に。

「お役に立つことがあればぜひお声がけください」と大塚代表が呼びかけ会談を終えた。

阿部知事と大塚代表

阿部知事と大塚代表