大塚代表代行

 大塚耕平代表代行は参院本会議で3日、共同会派(立憲・国民民主党.新緑風会・社民)を代表して、安倍総理報告(新型コロナウイルス・オリパラ延期)に対して、代表質問を行った。大塚議員は安倍総理に「経済対策は感染症対策でもある」という認識を促し、徹底した収入保証、損失補填を行うことが急務かつ不可欠であり、今回の経済的苦境は「融資では解決しない」と主張した。また、政府の感染症対策が遅く、十分ではないとし、総理に的確で迅速な経済政策を求めた。

 新型コロナウイルスの感染症対策について、英国ジョンソン首相が実施している感染症政策を取り上げ、感染症の諸課題(1)集団免疫(集団において、高い抗体保有率が達成されれば、感染症の伝播を防ぐことができる)(2)医療リソース(人工呼吸器、集中治療室の使用可能数、収容可能な重症患者の人数)(3)抗体検査(感染済であるか否かを調べる検査)(4)血清療法(抗体検査によって抗体保有者が把握できれば、抗体保有者から血清を採取し、重症患者に投与することも可能となる)(5)治療薬とワクチンの開発(6)妊婦への支援策(7)経済対策――などについて安倍総理の見解をただした。

PDF「総理報告に対する質問原稿(大塚耕平議員)」総理報告に対する質問原稿(大塚耕平議員)