ＴｗｉｔｔｅｒやＦａｃｅｂｏｏｋなどで募集した質問に党代表選の津村啓介、玉木雄一郎両候補がネットの生放送番組で答える「８．２９ライブトーク」が２９日夜、党本部から配信された。
当日までに寄せられた質問は約７０問。さらに番組直前や番組中に届いたものも取り上げながら、奥野総一郎衆院議員（代表選管委員）が紹介する事前通告なしの質問に２人が次々と答えた。説明に熱が入るあまり、番組は予定の時間を少しオーバー。
回答を終えた両候補にひと言ずつ感想を求めると、津村候補は「こうして戦っていることに使命感と意義深さを感じている。まだ代表選は１週間あるので、これからも議論を掘り下げ幅を拡げていきたい」、たまき候補は「自民党の総裁選は議論を避けているが、私たちは議論しすぎるくらい議論している。これが民主主義だし、国民民主党のカラーだ」と、これからのさらなる論戦への決意を語って番組を終えた。
番組で取り上げた質問は次の通り。各候補の「答弁」は動画でご覧いただけます。
- 「若者の政治離れについてどうお考えですか？」（ローマ・ウイム・ポリティクスさん）
- 「ベーシックインカムは他の政策よりも優れていると思いますが、どう思いますか？玉木さんはもっとベーシックインカムを広めて下さい」（ベーシックインカム BIさん）
- 「現金給付のベーシックインカムよりも、サービスを提供する「ベーシックサービス」の方が分断社会を解消できるという考え方もありますがいかがでしょう。議論の余地はありますか？」（平賀貴幸さん）
- 「玉木共同代表はコドモノミクスというのを提唱していましたが、財源はどこから捻出するのですか？具体的に教えて下さい」（イガラシさん）
- 「津村さんに。いちばんたまき路線のどこを修正したい(自分とはあわない)ですか？たまきさんは、これからもいまのたまき路線を続けていきますか？」（百合姫@いざ代表選さん）
- 「財政再建に消極的な安倍政権との対立軸として、国民民主党は聖域なき構造改革・大胆な歳出削減を訴えるべきです。一方、政権に近いジャーナリスト等からは「財政再建は不要」「歳出削減は緊縮財政だ」との批判もあります。お二人はどのようにお考えでしょうか。」（Eisuke "Eddie" Hashimotoさん）
- 「消費税増税に賛成のようですが、庶民の生活は苦しくなると思うのですがそれでも賛成ですか？」（麻子さん）
- 「アベノミクス」「異次元の金融緩和」の行方、「出口戦略」後始末について（エコごっくン♀♂左右どちからでも♡さん）
- 「沖縄に小学６年生の時に行ったとき、沖縄戦がまだ本当の意味で終わっていないと思いました。辺野古基地問題が解決していないからです。翁長知事の遺志を継ぐ人として玉城デニーさんが立候補を表明しています。国民民主党はどう協力しますか？」（中学１年生男子さん）
- 「憲法9条改正について、２人に質問です。安倍総理の自衛隊加憲案、石破氏の二項削除案についてどう考えますか。また9条はどうすべきだと考えますか」（興治英夫さん）
- 「外交安全保障政策について。特に北朝鮮の核問題、拉致問題への対応を教えてもらえますか？」（政治好きの変人さん）
- 「地方自治体で行われてるパートナー認証制度を新法を成立させて全国で行うことを考えていますか」（LGBTsを考える＠地方在住者さん）
- （番組始まってからいただいた質問）「愛玩動物の殺処分について減らすための方策をお持ちでしょうか」（#肉球新党 #猫の生活が第一 網走支部さん）
- 「国民民主党は支持率が現在０〜１%と低迷しています。まずお二方はその原因はなんであると考えますか？また将来的に無所属の会、立民との合流はありえますか？個人的には今の野党が強くなるにはそれしかないと思います」（スーモさん）
- 「打倒安倍政権のために野党は１つにまとまるしかないと思い応援してきました。しかし野党結集の道のりは厳しく、最近では野党議員の中に、積極的にまとまろうという意思を感じないことも多々あります。最大の難関は何なのか、解決策は？」（tontonさん）
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「来年の参院選の比例代表の野党合同名簿について、参議院こそ、候補者も政党が別れたまま選挙ができ、投票者も投票したい政党や候補者に投票できますが、どう考えますか？野党を半分以上にするためには、自民党を減らすこと、野党みんなを応援している人の投票先が必要です。」（@ともかず
#投票に行こうさん）
真剣な回答の合間に、ときどきリラックスした表情も。
ライブ動画（録画）はこちらをご覧ください。
YouTube https://youtu.be/K5TF8lSFWl4
（高画質）
Periscope https://www.pscp.tv/w/1YqJDQdqLDLxV