骨髄バンク推進全国大会2018in滋賀に全国青年委員会

 「骨髄バンク推進全国大会2018in滋賀」が15日大津市和邇文化センターで開催され、全国青年委員会の成田政隆滋賀県議、早川浩德高島市議が参加した。

 大会は3部構成で行われ、第1部の式典では骨髄バンクドナー登録推進に功績のあった滋賀県内の企業・団体に感謝状が贈呈された。

 第2部では、「造血幹細胞移植 生きたいと願う人がいる。助けたいと思う人がいる」と題し木藤克之氏(滋賀医科大学医学部付属病院 血液内科 科長・病院教授)の講演が行われ、次に「滋賀県の骨髄バンク推進活動について」片岡智一氏(滋賀県骨髄献血の和を広げる会・日本骨髄バンク地区普及広報委員)より取り組みの説明があった。最後に石井希氏(移植経験者・骨髄バンクユースアンバサダー)より自身が発症し骨髄提供を受け、現在の生活に至るまでについて語られた。

 第3部では「演劇を通して命を見つめる――もしあなたの身近な人が〇〇〇になったとしたら――」と題し横山拓也氏(劇作家・演劇ユニット「iaku」主宰)が書き下ろし、眞鍋卓嗣氏(劇団俳優座 演出家 )が演出を手掛けた「首のないカマキリ」の再演シーンを劇団俳優座が演じた。

 全国青年委員会は2016年に急性白血病で命を失った故・日比健太郎氏(元名古屋市議)の遺志を受け継ぎ、故人の政策提言である骨髄ドナー登録推進プラン(日比プラン)を今後も進めて行く。