骨髄バンク推進全国大会2019in長野

 全国青年員会は21日、長野市で開催された 「骨髄バンク推進全国大会2019in長野」に参加した。  第一部の式典では骨髄バンクドナー登録の普及啓発に寄与した団体へ感謝状が授与された。

 第2部では医療講演として「造血幹細胞移植~移植医として伝えたいこと~」と題し、長野赤十字病院血液内科副部長の植木俊充医師より講演があり、体験者講演として骨髄バンク長野ひまわりの会代表である笠原千夏子さんより移植経験者として、遠藤麻衣さんは提供経験者としての立場で講演された。

 第3部では「ドナー登録者数全国ワーストからの脱出作戦会議」と題し、俳優の木下ほうかさん、昨年の国民民主党自治体議員フォーラムでも講演頂いた移植経験者の池谷有紗さんをはじめとし行政担当者、マスコミ関係者、ボランティアの方によるシンポジウムが行われた。その中でドナー登録後にドナー候補者に選ばれるのは4割弱であるが、実際に骨髄等を提供した人はわずか2.7%であり、実際に提供できなかった理由として多い順に、仕事の都合、家族の反対、家庭の都合との事であった。

 国民民主党全国青年委員会ではドナー登録をされた方が会社を休んで医療機関等で検査、採取を行う際に取得することができる「ドナー休暇制度」(国民民主党本部は導入済み)を広げて行きたいと考える。