増子輝彦幹事長代行と泉健太政務調査会長は急逝した故・翁長雄志沖縄県知事の死から四十九日にあたる25日夕、沖縄県糸満市を訪れ、平和創造の森公園内・「魂魄(こんぱく)の塔」で行われた野党会派合同の慰霊式典に参列。故・翁長知事を追悼するとともに、その遺志を継ぐ玉城デニー候補勝利に向けて力を尽くす決意をあらためて語った。
慰霊の式典は自由党の小沢一郎代表が呼びかけたもので、立憲民主党、共産党、無所属の会、社民党、参院会派「沖縄の風」、沖縄社会大衆党のそれぞれの代表者が出席した。
記者団の求めに応じて式典後に各党代表はそろって発言。増子幹事長代行は「野党そろって故・翁長知事の四十九日に合わせてご冥福をお祈りさせていただいた。心からのご冥福をお祈り申し上げたい。いま選挙戦が行われているが、故・翁長知事のご遺志をしっかり受け止めて、この沖縄の知事選をしっかりと勝ち抜いていく。そのことが日本の恒久平和につながり、みんなで素晴らしい日本を作っていくことになる。(今日は)あらためてそのスタートとしたい。今日までの故・翁長知事のご功績に心から敬意を表しながら、これからその遺志を受け継いでわれわれがしっかりと玉城デニーさんを支えながら、恒久平和を作りながら、沖縄の繁栄を一緒になって作り、これからまた力を合わせて心を一つにしてしっかりと行動してまいりたい」と表明した。「このような機会をつくっていただいた小沢・自由党代表をはじめ、共産党の志位委員長、そして立憲・岡島さん、福島・社民党副代表、そして中川・無所属の会、糸数参院議員、穀田・共産党国対委員長、さらには沖縄社会大衆党の比嘉県議、ありがとうございます」と謝意を示した。「みんなで力を合わせて翁長知事のご冥福を祈りつつ、しっかりと日本のために、沖縄のためにがんばって行くことを再認識し、結束しながら、これからも全力でがんばって行きたい。そのことが故・翁長知事に対する私たちの最大の恩返しであり、またご冥福をお祈りすることになる」と述べ、決意を新たに取り組む考えを表明した。