狭山事件の再審を求める市民集会

 埼玉県狭山市で1963年に起きた女子高生殺害事件の犯人とされ無期懲役刑に服しながら自身の無実と再審を訴え続けている石川一雄さん(94年に仮釈放)を支援しようと、10月31日に東京・日比谷野外音楽堂で「狭山事件の再審を求める市民集会」が開かれ、国民民主党から大島九州男企業団体副委員長が出席した。

 大島参院議員は、先般亡くなった松本龍元衆院議員の活動に触れ、「真実とすべての命を大切にする松本先生の心が全世界の人たちの心を動かした。まさにその原点は真実と真理を求め、権力に屈しないという信条にある。本日ここにお集まりの皆さんは石川さんの無実を信じ、真実を証明しようとする力が石川さんに勇気と力を与えている。すべての人権を救済し、平等で幸せな社会を作るための核になる活動がこの集会であると確信している。松本先生と共に心一つに石川さんの真実を勝ち取り、この国の未来と子どもたちの明るい社会のために力を尽くしていく」と連帯のあいさつを行った。

大島九州男企業団体副委員長

大島九州男企業団体副委員長