国民民主党は28日、北方領土問題対策協議会の第1回会合を党本部で開いた。本協議会は北方領土の元島民をはじめとする地元の意見を踏まえつつ、党内外における北方領土返還に向けた運動を活性化させるため設置したもの。メンバーは、座長が古川元久代表代行、座長代理に徳永エリ参院議員、事務局長に斉木武志衆院議員、事務局長代理に山岡達丸衆院議員。
古川座長は冒頭のあいさつで、「どのような形でアプローチするのが最も早く4島返還につながっていくのか、元島民の方や地元の声をしっかり受け止めて考えていきたい」と意気込みを語った。
第1回目の会合では、外務省欧州局のロシア担当から日ロ交渉の状況についてヒアリングをしたほか、千葉智人根室市議会議員から地元での声の報告を受けた。