国民民主党は5日、正規雇用を増やす中小企業を支援するために「中小企業正規労働者雇入臨時助成金の支給に関する法律案」(中小企業社会保険料負担軽減法案)を参院に提出した。浜口誠議員、古賀之士議員、徳永エリ議員、衆院から後藤祐一議員がそろって参院事務総長に法案を手渡した。
中小企業社会保険料負担軽減法案は、中小企業が新たに正規労働者を雇用した時やパート・アルバイトの人を正規労働者に引き上げた時、その中小企業が新しく負担する社会保険料相当額の2分の1を国が助成し、正規労働者採用を支援するというもの。
法案提出後に記者団の取材に応じた後藤議員は、「これによって中小企業が正社員を増やす。この方が結婚できる。子どもが生まれる。その子どもが将来の年金とか財政を支える。その方、会社、社会全体にとってもプラスになる法案だ」と成立後の社会への影響を展望した。