情報労連第49回中央委員会

 小林正夫総務会長は1月31日、情報産業労働組合連合会(情報労連)が東京都内で開いた第49回中央委員会に出席してあいさつを行った。

小林正夫総務会長

小林正夫総務会長

 小林総務会長は、「2019年春季生活闘争が始まった。組合員から見ると『経済闘争』が一番期待されているところ。連合の中核を担う情報労連でも野田三七生委員長の下、良い成果を上げていただきたい」とエールを送った。

 また、国民民主党が今国会で自由党との統一会派を結成したことについて触れ、「政治に緊張感を持たせるためにも、安倍一強体制を打破しなくてはならないという思いで、国民民民主党も日々政策を作り活動しているところ。野党の大きな固まりを作る足掛かりにするため、引き続きほかの野党の皆さまにもお声をかけ連携強化を図りたい」と説明した。

 そして、「今国会では地方分権を進めるという意味で「分権一括法」が用意されている。都道府県が行っている業務を中核市に移していくという内容。昨年の臨時国会では外国人労働を拡大していくという法律も決まった。子育て・年金・介護などの窓口は地方自治体に移行する。皆さまの通信事業においては、地中に埋まっている埋設物の占用料金も地方自治体で決まっていくことになる。地方自治体によっては値上げなどを示される自治体もあると思われるが、そこにわれわれの仲間が在籍するということに大変大きな価値がある」と述べ、情報労連組織内で地方自治体議員選挙に挑戦する30人の候補者の必勝を祈念するとともに、「その勢いで参院選でも勝利を勝ち取って欲しい」と述べ、情報労連の準組織内議員でもある森本真治参院議員(広島選挙区)への支援を訴えた。

情報労連野田三七夫中央執行委員長

情報労連野田三七夫中央執行委員長

 情報労連の野田三七生中央執行委員長はあいさつで、「旧民主党結党段階からの応援団として汗をかいてきた情報労連としては今日の野党分裂の現状は極めて遺憾に思う。巨大与党に対峙するための連携や速やかな候補者の調整等について改めて要請する」と述べた。

情報労連準組織内議員の森本真治参議院議員

情報労連準組織内議員の森本真治参議院議員。広島選挙区で2期目の当選に向けて支援を訴えた。