森ゆうこ参院副会長は２５日、国会正門前で開かれた「示そう辺野古ＮＯ！の民意を」全国総行動に参加し、党を代表してあいさつした。辺野古埋め立て工事をめぐって、軟弱地盤のうち、最深９０メートルに達する地点でボーリング調査が行われていなかったり、工期がどれくらいなのか、いくら費用がかかるのかなどが国会で明らかになっていないと報告。それにもかかわらず、基地建設を押し進めようとする安倍政権に対して「こんな政治をもう許しておくわけにはいかない」と断じた。
丸山穂高議員の戦争に関わる発言に触れて「私たちは戦争を放棄した。国際社会においても戦争はそもそも違法だ。かつての戦争は全て『自衛権』から始まった。従って現在の国際法においては、その『自衛権』の行使さえ、限定的に使われる。私たちは平和国家として、先輩たちが血のにじむような努力をして歩んできた全てを無に帰すような丸山議員の発言を許してはならない」と表明した。