小林総務会長(参院災害特委理事)と青木参院議員(参院国交委理事)

連合奄美地域協議会の濱崎議長より要望書を受け取る小林総務会長(参院災害特委理事)。右端が青木参院議員(参院国交委理事)

 小林正夫総務会長(参院災害特委理事)と青木愛参院議員(参院国交委理事)は3日、党本部に「奄美の未来を考える共同の会」を迎え、「名瀬測候所の地方気象台への格上げを求める要請書」を受け取り意見交換した。

 共同の会は2006年に国が測候所の全廃を閣議決定した時から、奄美群島民のいのちとくらし、財産を守るということで、名瀬測候所の地方気象台格上げを掲げた超党派団体を結成し運動を続けてきたとのこと。要請団を代表して連合奄美地域協議会の濵崎哲正議長より、名瀬測候所を地方気象台へ格上げし防災専門部署を設置させるなど機能拡充を図れるようぜひご尽力いただきたい旨の陳情がなされた。

 小林総務会長は、昨年5月結党の国民民主党を紹介した後、「私は参院災害対策特別委員会の理事を務めており、先週も災害対策の議論を行った。要請の趣旨を受け止め取り組んでまいりたい」と述べ、青木参院議員からも、「国交省も地方気象台とほぼ同等の位置づけと答弁しており、今回の要請も参考にさせて頂きながら、引き続き国会でも取り組んでいきたい」と応えた。

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