平野博文幹事長は7日夕、国民民主党東京都連が開いた第2回臨時大会に出席した。臨時大会は、統一自治体選、参院選などの一連の選挙、また自由党東京都連との合流にともない、新たに役員を選出するために開かれた。
平野幹事長はあいさつで、臨時国会から衆院で120人、参院で61人の共同会派を結成した背景について言及。「安倍政権が進めてきた政策では、国民の生活は守れない」が、これまでのように分断した野党では行政監視機能を十分に発揮できなかったため、「安倍政権に対峙していく大きな政治集団をつくっていかなければならない」との思いからだったと述べた。
4党派からなる共同会派のあり方、進むべき方向性について、違う政党だからそれぞれのアイデンティーを尊重しながら運営していくことが前提と述べた上で、大切なことは「違いを強調するのではなく、お互いに協力しあいながら、目指すのは安倍政権をいかに代えるかだ」と力を込めた。120人という衆院会派については、「これは政権前夜の民主党の議席数だ」と述べ、次の総選挙での政権交代をも視野に入れ、「なんとしても来たる総選挙で勝利しようではないか」と檄を飛ばした。
大会には、川合孝典参院議員(都連会長)、小林正夫参院議員、田村まみ参院議員も参加した。