矢田わか子男女共同参画推進本部事務局長は3日、東京都内で開催された、DVや性暴力、子ども虐待などの被害経験者と市民が一緒に歩き、非暴力を訴える「第11回あるこうよ むらさきロード2019」パレードに参加した。
矢田事務局長は、「虐待に遭って苦しんでいる子どもたちや、夫の暴力で夜逃げ同然で出てきた友だちも身近にいる。3年前に参院議員となり、内閣委員会に所属している今、性暴力やDVの問題を議論の俎上(そじょう)に載せることができる立場にある。大臣の辞任が相次いでいるが、国会を止めている場合ではない。早く議論しなければいけない問題がたくさんあり、暴力の問題もその一つだ。女性や子どもに対する性暴力事件が後を経たず、看過できない状況にある。根絶に向けて、力を尽くしたい。特に、野党共同で提出したまま、何年間も審議されていない『性暴力被害者支援法案』については、早期の審議を求めていきたい」とあいさつした。