橋本大臣要請


 玉木雄一郎代表は18日、党本部で橋本聖子女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画担当)より、「政治分野における女性の活躍促進について」要請を受けた。徳永エリ男女共同参画推進本部長、矢田わか子同事務局長が同席した。

 玉木代表は、「我々は早くから目標を立てて、女性候補者比率3割をまず目指そうということで、取り組んできた。女性候補への財政支援を手厚くし、ロールモデルを示すことが大事なので、女性議員による『コウホのススメ』リーフレットも作成した。7月の参院選では、比例も選挙区も目標を達成したが、4月の統一自治体選では現職も多く、女性候補の比率を上げることが難しかったので、さらに取り組みを強化していきたい。ジェンダー・ギャップ指数が過去最低となったが、政治分野に一番改善する余地、ポテンシャルが眠っているので、各政党が努力しなければならない」と、力を入れて取り組んでいることを説明した。

 徳永本部長は、「4月の統一自治体選を経て、北海道江別市議会では女性が48%になった。女性が増えた議会を視察して、どうして増えたのか分析することも大事だ。また、候補者選定が男性だけで行われており、過程も不透明なので、選考メンバーに女性を入れていく必要がある」と提案した。

 矢田事務局長は、「地方議員からも、政治分野における男女共同参画推進法について、地方議会では知られていないなど、様々な意見が寄せられている。拘束力を強めるなど、超党派議連で見直しに着手していきたい。政治参画の一番のハードルは家庭との両立にあり、ハードルを下げていかなければならない」と述べた。

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