国民民主党など主要野党の国会対策委員長は5日、国会内で連絡会議を開いた。終了後、共同会派の安住淳国対委員長、原口一博国対委員長代行(党国対委員長)らが記者団の取材に応じた。同日朝、厚生労働省から横浜港沖に停泊しているクルーズ船の乗員乗客ら10人が新型コロナウイルスに感染しているとの報告を受け、今後の国会対応について協議したと述べた。
政府が水際対策に万全の対応をとれるよう衆院予算委員会の基本的質疑期間中の厚生労働大臣の離席を認めるなどの与野党で合意したルールに関しては、「この広がりを考えると、そのルールは一般質疑に入っても考慮せざるを得ない」との考えを示した。厚労省には「水際対策が重要であり、国民の不安を払拭するよう、乗客らの検査を急いで全体の把握をしてもらうよう要請した」と報告した。