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 玉木雄一郎代表らは14日、党本部に「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の代表者を招いて意見交換を行った。

 玉木代表は、「今年の通常国会冒頭の代表質問で、選択的夫婦別姓をやるべきだと提案し、ヤジが飛んできたことが、ある意味、この問題が改めて認知されるきっかけになったと思っている。与野党含め、議論が深まった国会だったので、このモメンタムを失うことなく、法制度の改正につなげていきたい。特に、当事者の皆さん、特にお子さんの声を聞かせていただいて、家族が壊れるとか、ある種、伝説的に言われてきたようなことを、明確に事実として否定しながら、冷静に議論を積み重ねていく動きが始まったと捉えている。選択であり、多様性を認め、法的根拠をすべての人に与えていかなければならない。先頭に立って頑張っていく」とあいさつした。

 意見交換に参加した徳永エリ男女共同参画推進本部長も「1996年の法制審答申から24年も経ったが、全く動いていない。国民の意識も価値観も相当変化しており、まさに今、機は熟している。しっかりと法改正に持っていかなければならない」と表明した。別姓当事者でもある矢田わか子同本部事務局長は意見交換会の進行をつとめた。