NTT労組第21回定期全国大会

 古川元久幹事長は12日、NTT労働組合(以下、NTT労組)が福島県内で開いた第21回定期大会に出席し、連帯のあいさつをした。

 古川幹事長は、西日本を中心とした豪雨災害により被害に遭われた方々へのお見舞いと、地域の情報インフラを守り、復旧に尽力されているNTT労組の組合員に敬意を示した。そのうえで「地球温暖化の影響もあり、日本は災害とは切り離せない環境に置かれている。災害から人々の暮らしをいかに守るかが政治の大きな課題だ」と述べ、「国民民主党としてもいち早く災害対策本部を立ち上げて、政府からのヒアリング、ボランティア隊の派遣、義援金の募集活動などに取り組んでいる」と報告した。

 また先の総選挙で、かつての民進党に所属していたNTT労組の組織内議員らが2つの政党に分かれて戦ったことは「残念なこと」であるとし、「安倍政権に対峙(たいじ)したいという皆さまの思いは決して忘れてはならない。次期参院選挙で協力体制を取り、候補者の必勝に全力を尽くす」と決意表明した。

 NTT労組の喜井広明中央執行委員長は「勤労者・生活者・納税者の立場に立った政治勢力は2つの政党(立憲民主党と国民民主党)であるとの考えに揺るぎはない。これからも両党の応援団としてともに歩む」とあいさつした。

 本大会ではNTT労組準組織内予定候補として森本真治参院議員(広島県)を国民民主党から擁立することが確認された。NTT労組の準組織内議員である山井和則衆院議員も出席した。

連帯あいさつをする古川元久幹事長

連帯あいさつをする古川元久幹事長

森本真治参院議員

森本真治参院議員

山井和則衆院議員(左)

山井和則衆院議員(左)