国民民主党・大島九州男議員

 参院で7日午後、2018年度補正予算審議のための予算委員会締めくくり質疑が行われ、国民民主党から大島九州男議員が質問に立った。

 大島議員は(1)西日本や北海道で起きた災害で学んだ教訓(2)外国人労働者受け入れ拡大を目指す出入国管理法(入管法)改正案の理念(3)安倍総理の憲法改正への考え――などを質問した。

 安倍総理が憲法9条に自衛隊を明記しても9条1項2項の内容が変わらないと述べていることについて、本当に変わらないのかを確認。安倍総理は自身が述べてきた自衛隊明記案については「1項2項を残す以上は制約は変わらない」と述べつつも、自民党案については詳細の解説を避けた。大島議員は「総理が言うような自衛隊を書き込むということは1項2項の上書きをして、集団的自衛権を一部容認する自衛隊を書き込む認識なので、石破さんが言う2項を直すというのと同じではないか」と指摘。集団的自衛権の行使はすべきではないと考えを語った。

 質疑終局後には足立信也議員が2018年度補正予算の賛成討論を行った。

PDF「2018年度補正予算賛成討論足立信也議員」2018年度補正予算賛成討論足立信也議員

国民民主党・大島九州男議員