中根内閣府副大臣と政治分野での女性の活躍促進について意見交換

 平野博文幹事長は30日、党本部を訪れた中根一幸内閣府副大臣から「政治分野における女性の活躍促進について」の要請を受け、意見交換した。徳永エリ男女共同参画推進本部長、矢田わか子同本部事務局長が同席した。

 平野幹事長は「さまざまな分野で女性が活躍していくことが社会に変化をもたらすと思っており、特に政治分野に入ってもらうことが日本を変える力になる。党内的には5割を目標に、まずは3割を目指して、優先的に女性に出ていただくよう努力している」と話した。

 徳永本部長は「女性が立候補するには多くのハードルがあり、地元の北海道でも、最終的に夫や夫の両親の反対で出られなくなった人もいる。また、候補者を選考するメンバーが全員男性であることも多いため、候補者になりうる女性との接点も無く、女性に目が向かない」として、女性を擁立するためには、男性も強く意識を持つ必要があると指摘した。

 矢田事務局長は、「女性は資金面でつまずくこともある」として女性候補支援の内容を紹介し、昨年成立した候補者男女均等法の付帯決議についても、しっかり取り組むよう要請した。

PDF「政治分野における女性の活躍促進について」政治分野における女性の活躍促進について