締めくくり総括質疑に立つ大野元裕参院議員

締めくくり総括質疑に立つ大野元裕参院議員

 参院本会議で7日夜、2018年度第2次補正予算の採決が行われ、与党の賛成多数で可決・成立した。採決に先立ち行われた討論では、国民民主党・新緑風会を代表して自由党の青木愛議員が第2次補正予算に反対の立場を表明した。
 参院予算委員会で採決に先立って締めくくり総括質疑が行われ、国民民主党から大野元裕議員が質問に立ち、(1)障害者雇用水増し不正問題(2)日米二国間貿易協定――について安倍総理らの見解をただした。
安倍総理に質問する大野元裕議員

安倍総理に質問する大野元裕議員

 大野議員は、法務省・防衛省・国税庁に補正予算との関連で今後雇用を予定する障害者数及びその障害種別についてただした。いずれの省庁も障害種別を正確に把握しないで補正予算を計上していたことを問題視。総理に対して「本件について2019年末の(障害者)採用達成に向けて政府一丸となって取り組むと答弁している。だとすれば大雑把な想定ではなくて、総理がしっかりとした指導力を発揮して政府で統一した対応をとるべきだ」と迫った。
答弁する安倍総理

安倍総理答弁を聞く大野参院議員