観光立国日本のために、地元でもより一層アピールしたいとあいさつする大塚耕平代表代行

 大塚耕平代表代行は22日、サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)が東京都内で開いた「第4回観光政策フォーラム」に出席してあいさつした。

外交評論家岡本行夫氏

外交評論家岡本行夫氏

「本フォーラムをサービス産業発展の契機にしたい」とあいさつするサービス連合の後藤常康会長

「本フォーラムをサービス産業発展の契機にしたい」
とあいさつするサービス連合の後藤常康会長

 大塚代表代行は「これからの観光産業を考えると3つ大事なポイントがある。一つ目はそこで働く皆さまが気持ちよく働けることで、それがそのままおもてなしとなること。二つ目にセキュリティーを含めたインフラの充実。そして三つ目は観光のリソース(資源)で、一つ目と二つ目は政策的なバックアップが必要だ」と述べた。そのうえで、自身の地元愛知県にあるタイ王国から寄贈された 真舎利(釈迦の遺骨)を安置するために創建された覚王山日泰寺を紹介し、「諸外国では自国のことをよく知っていて皆が自慢する。自国を知ってリソースをアピールすることが、観光立国としてより輝くのではないか。地元をアピールする取り組みにも尽力したい」とあいさつした。

本フォーラムでは外交評論家岡本行夫氏による基調講演「激動の国際社会と日本~観光立国としていまもとめられること」や、観光庁・有識者によるトークセッション「これからの10年を展望して―2030年サービス・ツーリズム産業を考える」が行われ、活発な討論が行われた。

 国民民主党からは羽田雄一郎参院議員も出席した。

長野県選出の羽田雄一郎参議院議員

長野県選出の羽田雄一郎参議院議員

第4回観光政策フォーラム

第4回観光政策フォーラム