根本匠厚生労働大臣不信任決議案賛成討論・青山大人議員

 衆院本会議が1日開かれ、根本匠厚生労働大臣不信任決議案の討論が行われた。国民民主党からは、青山大人議員が賛成討論を行った。

 青山議員は、なぜ連日国会で毎月勤労統計問題を議論するかを取り上げた。その理由として、統計が国家の根幹であり、各種政策の政治決断の根拠となる大切なものであるからこそ、真相解明をしたうえで、今後の再発防止のために「新しい答え」をつくっていくための建設的な議論をしたいからだと説明した。

 根本大臣の不信任の理由としては、(1)統計担当の責任者を急遽更迭し、審議時間を奪ったこと(2)統計の重要性を認識していなく、客観的な政策を立案し最終的な政治決断を下せないこと(3)実質賃金伸び率がマイナスであるのに虚偽の数値を公表し続けていること――を挙げ、官邸主導のアベノミクス偽装に加担する根本厚生労働大臣には大臣を辞めることが必要不可欠だと訴えた。

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