あいさつする徳永本部長

 徳永エリ男女共同参画推進本部長は19日、JEC連合(日本化学エネルギー産業労働組合連合会)が国会内で開いた第15回男女共同参画フォーラムに出席し、あいさつした。

 徳永本部長は、国民民主党が先日発表した『家計第一』の政策を紹介し、男女共同参画推進本部としても重点政策を3つ掲げたとして「一つは、男性の育児休暇の義務化。今までは女性を助けるために育休を取りましょうという雰囲気だったが、そうではなくて、お父さんのために、子どもの育ちのために、育児休暇を義務化して、しっかりとってもらう、そういう法案を出していきたい。次に、選択的夫婦別姓の実現。これを進めていけば、個人の尊重のみならず、企業のさまざまな負担とか、手続き上の問題など、利便性を図ることもできる。それから、孤独対策。これから大きな社会問題となっていく孤独の問題に、国民民主党は向き合っていく」と表明した。

 また、国民民主党が昨年、他党に先駆けて女性候補者比率30%の目標を掲げ、精力的に取り組んできており、目前に迫った参院選でも、女性を多く擁立するとして、「今日はここに、東京選挙区で立候補を予定している水野素子(みずの・もとこ)さん、『宇宙かあさん』が来られている」と紹介した。水野さんは「JAXAで25年働いており、2人の子どもを育てている」と経験を語り、「女性の活躍推進は2点あり、一つは、育児など女性が困っている課題を届けるためには、ちゃんとした立ち位置に女性がいることが必要。もう一つはダイバーシティ、多様性こそがイノベーションの源泉になる」として「ともに頑張りましょう」と力強くあいさつした。

あいさつする水野素子さん

あいさつする水野素子さん