電機連合東京地方協議会常任幹事会が２０日、推薦確認したことを受け、参院選東京都選挙区で党公認候補予定者の水野素子（みずの・もとこ）さんが決意表明を行った。
水野さんは宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）に在職中（調査国際部参事）で、小学生２人を子育て中のワーキングマザーでもある。水野さんは立候補を決意した理由について、「一つは自分自身２５年間、国際交渉や政府の立案検討を支援する中、日本が人や技術に投資せずに国際競争力を失っていく。そして政府の縦割りの中でよりひどくなっていく現場を見て非常に悔しい思いをしてきた。人や技術に投資をしなければ資源に乏しい日本に未来はないと実感した。もう一つは子どもたちの未来に対する危機感・責任感だ」と説明した。
また「なぜ国民民主党かと問われるが、『生活しながらしっかり税金を納めているが、なんだか置いて行かれている気がする。じゃあこうしましょうよ』という私たちの気持ちをしっかり代弁して提案型の政治をしているのがこの政党だった」と国民民主党に決めた理由を述べ、「宇宙開発は電機産業の皆さまとともに切り開いてきた技術だ。技術と人で競争力を磨き、働きながら生活の中にある悩みも皆さまと解決したい」と電機産業で働く仲間との連携をアピールした。
「全国比例の『石上としお』参院議員とあわせ水野さんの推薦確認を踏まえ取り組みを」と呼びかける電機連合の中澤副中央執行委員長＝左
電機連合東京地協常任役員会