あいさつする川合参院議員

川合孝典参院議員(参院厚労委理事)は27日、日本肝臓病患者団体協議会が主催して都内で開いた「第8回世界・日本肝炎デーフォーラム」に党を代表して出席し、連帯のあいさつをした。

 世界肝炎デーは、世界保健機関(WHO)が2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的に、7月28日を「World Hepatitis Day世界肝炎デー)」と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱したことがはじまり。

 川合議員は、2009年成立の肝炎対策基本法に基づき、「政府や立法府は患者や家族に寄り添い、肝炎対策の拡充に全力を挙げて取り組む必要がある」と述べ、課題となっている新たな医療費助成の実態調査や画期的な治療薬への開発支援、また医薬品行政を監視・評価する第三者組織の設置などに国民民主党も取り組んでいく決意を表した。

 同フォーラムには各政党から関係議員が出席したほか、厚生労働省や日本肝臓学会の役員も参加し、肝炎対策について活発な議論が行われた。